柿の剥き方決定版!プロ直伝の裏ワザと種に当たらない切り方
柿の剥き方決定版!プロ直伝の裏ワザと種に当たらない切り方にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
包丁の扱いに不慣れな方や、固い柿の皮むきで失敗しやすい最大の原因は「丸ごと皮を剥いてから切り分けようとすること」にあります。果汁がにじみ出た球体を持つ手は摩擦力を失い、包丁の刃が滑る危険性が高まります。山形味の農園などの産地農家や料理教室の現場取材でも共通して推奨されているのが、「先にカットしてから皮を引く」という段取りです。
安全かつスピーディーに仕上がる固い柿の剥き方手順は以下の通りです。
ステップ1:柿のヘタの取り方
柿を安定したまな板の上にヘタを上にして置きます。ヘタの葉のキワに包丁の刃先を斜め45度に入れ、柿を回しながらヘタの周囲を円状にくり抜くか、ヘタの根元ごと薄く平らに切り落とします。果実を安定させたい場合は、まず座りを良くするためにヘタ側を下にして置くカット法も有効です。
ステップ2:くし形切り(4〜8等分)に分割する
上部から中心に向かって縦半分に切り、さらに半分にして4等分の「くし形切り」にします。大玉の場合や食べやすさを重視する場合は8等分まで細分化します。先に小分けにすることで、手に持ったときの接地面積が格段に増え、安定感が生まれます。
ステップ3:中心の白い芯を取り除く
等分した果肉の先端にある白い芯(座)の部分を包丁で斜めに削ぎ落とします。この部分は繊維が固く渋みが残りやすいため、取り除くことで口当たりが劇的に向上します。
ステップ4:ヘタ側から皮を引く
果肉の端を親指と人差し指でしっかり固定し、ヘタがあった側から先端に向かって包丁を滑らせます。このとき、包丁を大きく動かすのではなく、柿を持つ手をわずかに手前に引くように動かすのが、皮を途切れさせず均一な薄さで剥く極意です。2〜3回に分けて平らに皮を落とすと、果肉を無駄なく残せます。