いたします」と「致します」の違いは?恥をかかない使い分けをプロが徹底解説

いたします」と「致します」の違いは?恥をかかない使い分けをプロが徹底解説の背景について、専門知識を基に徹底解説します。

日常の業務連絡、案内メール、謝罪文、採用選考における履歴書など、文脈に応じた適切な使い分けの実例を確認しておきましょう。

ビジネスメールにおける「補助動詞(平仮名)」の代表例

業務連絡や営業メールで多用するフレーズは、すべて補助動詞であるため平仮名で統一するのがベストです。

  • 「新サービスの詳細資料を添付にてお送りいたします。」
  • 「明日のミーティング会場につきまして、以下の通りご案内いたします。」
  • 「確認が完了次第、改めて担当者よりご連絡いたします。」
  • 「ご多忙のところ恐縮ですが、ご査収のほどよろしくお願いいたします。」

強い意志や結果を示す「本動詞(漢字)」の代表例

自らの行動そのものをへりくだって宣言する場合や、慣用句として結果を指し示す場合は漢字を用います。

  • 「本件のプロジェクト進行管理は、私どもが責任を持って致します。」
  • 「今回の不手際につきましては、すべて私の不徳の致すところでございます。」
  • 「遠方よりご足労いただき、深く思いを致す次第です。」

履歴書・職務経歴書における表記の最適解

採用選考の書類作成では、文字の美しさと文法の一貫性が問われます。志望動機や自己PRの末尾では、「貴社の事業発展に貢献いたす所存です」または「何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします」と平仮名で記載するのがスマートです。漢字を多用しすぎると「堅苦しく融通が利かない」印象を与えるリスクがあるため、バランスの良い平仮名表記が採用担当者に好印象を与えます。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest