なぜ糖尿病薬が心不全の切り札に?Sglt2阻害薬の真価と最新知見
なぜ糖尿病薬が心不全の切り札に?Sglt2阻害薬の真価と最新知見の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
Q1:糖尿病ではないのにSGLT2阻害薬を飲んで、本当に安全なのでしょうか?
A1:極めて安全に投与できるよう設計されています。SGLT2阻害薬による糖排泄作用は血糖値依存的であり、正常血糖値以下では尿細管での糖排泄が自動的に抑えられるため、単独内服で重篤な低血糖を起こすことはほぼありません。国内外の大規模治験でも、非糖尿病患者における安全性が確認され、厚生労働省より正式に心不全の適応症が承認されています。
Q2:服用を始めてから尿の回数が増えました。水分は控えるべきですか?
A2:絶対に自己判断で水分を控えてはいけません。浸透圧利尿によって体液量が調整されるため、過度に水分を我慢すると脱水症や血栓症、急性腎障害を引き起こす危険性があります。心不全の状態に応じた主治医の水分制限指示を守りつつ、喉の渇きを感じた際は適度な水分補給を行ってください。
Q3:心不全が良くなったら、途中で薬をやめても大丈夫ですか?
A3:原則として自己判断での中止は推奨されません。SGLT2阻害薬は、心臓の負荷を減らし心筋のエネルギー効率を高め続けることで再入院を防ぐ「保護薬」です。症状が改善したからと内服を中断すると、心不全の急激な悪化や再入院リスクが高まることが確認されています。服薬の調整は必ず主治医と相談の上で行ってください。