夢をよく見る人はなぜ?眠りの浅さやストレスの真相と改善策【2026】

夢をよく見る人はなぜ?眠りの浅さやストレスの真相と改善策【2026】について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

「夢を毎日のように見る人」と「まったく見ない人」の決定的な違いは、実は睡眠中に夢を見ている回数そのものではありません。睡眠医学の定説において、健常な成人は約90分周期で訪れるレム睡眠(身体は休まり脳が活発に動く浅い眠り)のたびに、ほぼ例外なく夢を生成しています。つまり、一般的な睡眠時間である7時間の間に、誰しも一晩で平均4〜5回は夢の世界を体験している計算になります。

では、なぜ「自分は毎晩夢ばかり見ている」と自覚する人が存在するのでしょうか。医学情報メディア『WENELL』の医師監修記事でも指摘されている通り、最大の鍵は「夢を見ている最中、あるいは直後に目が覚めているかどうか」にあります。大脳皮質において記憶の定着を司る海馬は、睡眠中は情報入力のゲートを閉ざしています。そのため、夢の記憶は目覚めることなくノンレム睡眠(脳も休まる深い眠り)へと移行すると、綺麗に消去されて朝には残りません。

ところが、微小な覚醒(マイクロアロウザル)がレム睡眠中に生じると、海馬が一時的に覚醒モードへと切り替わり、直前まで処理されていた脳内の視覚的イメージが長期記憶へと転送されます。これが、夢を鮮明に覚えている原因の正体です。すなわち、「夢をよく見る」と実感している状態は、夢の生産量が多いのではなく、睡眠の断片化によって目覚めの回数が増加しているシグナルであると捉えるのが、現代睡眠科学における正確な見立てです。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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