日本で一番大きい家は誰の城?桁違いの豪邸ランキングと総工費の真実
日本で一番大きい家は誰の城?桁違いの豪邸ランキングと総工費の真実についての真相をお届けします。
現代の個人宅だけでなく、日本の歴史的建造物にまで視野を広げると、さらに桁外れのスケールを持つ邸宅が存在します。
日本一の広さを誇る歴史的邸宅の代表格が、新潟県新潟市に現存する「北方文化博物館(旧伊藤文吉邸)」です。越後屈指の豪農であった伊藤家の本邸であり、その敷地面積は約2万9,000平方メートル(約8,800坪)、建坪は1,200坪、部屋数は大小あわせて65室に達します。主屋を歩くだけで100メートルを超える大広間や、樹齢百数十年の大藤が広がる回遊式庭園など、地方財閥が築き上げた富のスケールを現代に伝えています。
首都圏に目を向ければ、旧加賀藩前田家第16代当主・前田利為侯爵が昭和初期に築いた「旧前田家本邸」(東京都目黒区駒場)が挙げられます。公園用地を含めた旧敷地は約1万坪に及び、現存する本館(洋館)と和館を合わせた延床面積だけでも約3,000平方メートル。当時「東洋一の邸宅」と称された壮麗なチューダー様式の洋館は、当時の上流貴族の暮らしぶりを今に残す国の重要文化財です。