大坂正明の現在と懲役20年判決の真相|渋谷暴動46年逃亡の全貌
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2022年10月に東京地裁(髙橋康明裁判長)で始まった裁判員裁判は、初公判から緊迫した空気に包まれました。大坂被告は起訴内容の認否すら行わず、一貫して完全黙秘を維持。弁護側は「起訴された人物が大坂被告本人である証拠がない」「現場におらず暴行にも関与していない」として全面無罪を主張しました。
裁判における最大の争点は、半世紀前の目撃証言の信用性と、大坂被告の具体的な犯行への関与度合いでした。検察側は当時の活動家の供述調書や現場写真などを提出し、「無防備な警察官に対する執拗かつ残虐なリンチ殺人であり、主導的役割を果たした」として無期懲役を求刑しました。
2023年12月22日の第一審判決において、東京地裁は大坂被告が中村巡査への暴行に関与し、ガソリンを掛けた事実を認定。「犯行態様は極めて残虐非道で、警察官の命を軽視した凶悪な犯行」と断じました。一方で、事件を主導・命令した首謀者とまでは断定できない点や、他の共犯者の量刑バランスなどを総合的に考慮し、主文として懲役20年の実刑判決を言い渡しました。