謎多きDレックスの正体とは?インドミナスとの違いと没設定の真相

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Dレックスという略称の元となった正式名称は、「ディアボロス・レックス(Diabolus Rex)」でした。ラテン語で「悪魔のトカゲの王」を意味するこの名前は、遺伝子操作によってあらゆる生物の凶暴な特性を詰め込んだ存在を象徴するネーミングとして考案されました。

しかし、制作陣はこの「ディアボロス(悪魔)」という単語が持つ過度なオカルト・ファンタジー色を懸念しました。『ジュラシック』シリーズの根底にあるのは、遺伝子工学の暴走というサイエンス・スリラーのリアリズムです。「悪魔」とストレートに名付けることは、作中でインジェン社や国際遺伝子工学企業が商業展示用に開発する生物のネーミングとして、いささか不自然であるという判断が下されました。

そこで最終的に採用されたのが、ラテン語で「制御できない」「不屈の」「獰猛な」を意味する「インドミナス・レックス(Indominus Rex)」でした。学術的な響きを残しつつ、劇中でパーク側がPR用として命名したという設定に極めて自然に合致するよう調整されたのです。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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