中国の人口は現在何人?インドに抜かれた理由と減少の実態を徹底解説

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中国の少子化の根本原因を探るには、統計の背後にある一般市民、とりわけZ世代やミレニアル世代のリアルな生活感情を直視する必要があります。中国の大手SNSである微博(Weibo)や小紅書(RED)では、連日のように結婚や出産に対する悲壮感混じりの投稿が溢れています。

北京市内のIT企業に勤務する30代男性は、メディアの取材に対して自嘲気味にこう語っています。
「毎朝8時から夜9時まで週6日働く『996勤務』で心身を削り、給料の大半は郊外マンションのローンと親の医療費の積立に消えていきます。自分ひとりの生存を維持するだけで精一杯なのに、どうして子どもを育てられるでしょうか。私たちにとって子どもを持たないことは、この過酷な競争社会に対する唯一の静かな抵抗なのです」

現在、中国の若者の間では、過度な競争から降りて最低限の生活を送る「躺平(寝そべり主義)」や、「四不青年(恋愛しない、結婚しない、家を買わない、子どもを産まない)」という自虐的なライフスタイルが共感を呼んでいます。

さらに地方部では、長年の一人っ子政策が生んだ極端な男余り(結婚適齢期の男性が女性より約3,000万人以上多いとされる)により、男性側が女性の家庭に支払う「彩礼(結納金)」が数百万円から数千万円規模へと高騰。農村部や地方都市の若者にとって、結婚そのものが「経済的に達成不可能なハードル」と化しています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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