子宮頸がん検診のNilmは異常なし?安心できない理由と正しい見方
子宮頸がん検診のNilmは異常なし?安心できない理由と正しい見方について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。
子宮頸がんのほぼ100%は、高リスク型HPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染が引き起こします。これを受け、検診体制では「細胞診」と「HPV検査」の併用が重視されています。
細胞診単独では「今、細胞に異常が起きているか」しかわかりませんが、HPV検査を組み合わせることで「将来的に細胞が変化するリスクを抱えているか」まで把握できます。もし細胞診がNILMであり、同時にHPV検査も「陰性」であれば、今後数年間にわたって前がん病変が発生するリスクは極めて低いと評価されます。
公的な指針に基づく受診間隔・頻度の目安は以下の通りです。
・細胞診単独で受診する場合:2年に1回の定期受診が推奨されます。
・細胞診とHPV検査を併用する場合:両方が陰性であれば、次回受診までの間隔を3年〜5年に延長することが国際的な医学コンセンサスとなっています。