激変する札駅はどう変わる?エスタ跡地と新幹線延伸の真相を徹底解説
激変する札駅はどう変わる?エスタ跡地と新幹線延伸の真相を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
南口広場に降り立つと、かつて札幌のランドマークだったエスタの姿はなく、防音仮囲いと巨大なクレーンが空を遮っています。多くの市民が気をもんでいるのが「札駅エスタ跡地どうなるのか」という疑問です。当初、地上43階・高さ約240メートルの超高層複合ビルを建設し、バスターミナル、高級ホテル、商業施設、オフィスを一体化する壮大な計画として2028年度の開業が掲げられていました。しかし、資材価格の急激な高騰と建設業界における人手不足の直撃を受け、開発主体のJR北海道や札幌市などは設計の見直しと工期の再精査を余儀なくされています。
取材関係者によると、複合ビルのフロア構成や延床面積の最適化が進められており、開業目標は当初予定から数年単位で後ずれする見通しが強まっています。これに連動しているのが札幌駅新幹線延伸工事です。新函館北斗から札幌を結ぶ新幹線工事は、羊蹄トンネルなどの難工事区間における岩塊出現や地盤対策の影響を受け、当初目標であった2030年度末の開業が事実上困難となり、工期の再検証が国土交通省や鉄道・運輸機構(JRTT)を中心に続けられています。
新幹線ホームが在来線駅の東側(旧エスタや駐車場エリア付近)に創設される構造上、駅ビルの再開発と新幹線駅舎の工事は密接不可分です。現場では基礎杭の打設や地下構造物の撤去が着々と進められていますが、目に見えるタワーの鉄骨が立ち上がるまでにはなお時間を要する状況です。街のシンボルが更地となり、巨大な工事現場と化した札駅再開発の現在は、まさに北海道の未来を賭けたインフラ更新の過渡期にあるといえます。