意匠登録とは?特許・商標との違いから費用・保護期間まで徹底解説

意匠登録とは?特許・商標との違いから費用・保護期間まで徹底解説についての最新情報をお届けします。

意匠登録を受けるためには、特許庁の厳格な意匠審査基準をクリアしなければなりません。審査で特に重要となるのが以下の主要要件です。

・工業上利用性:工業的に繰り返し同じものを生産・作成できること。
・新規性:出願前に日本国内および海外で公知になっていないこと(世の中に知られていないこと)。
・創作非容易性:公知のデザインから容易に思いつかない水準の創作であること。
・先願:同じデザイン・類似するデザインについては、最も早く出願した者に権利が与えられること。

実務上で最も注意すべき落とし穴が「新規性の喪失」です。自社サイトへの製品画像掲載、展示会でのプロトタイプ披露、プレスリリースやSNSでの情報解禁を行った後に出願した場合、自分自身の発表によって「新規性なし」と判定され、登録を拒絶される危険があります。

万が一、出願前に公開してしまった場合には、公開日から1年以内に所定の手続きを踏む「新規性喪失の例外規定」を適用して出願する救済策もありますが、海外展開時の権利取得が難しくなるなどのリスクを伴うため、原則は「公開前の出願完了」が鉄則です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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