唐辛子とは?効果と種類・歴史から正しい保存法まで徹底解剖

唐辛子とは?効果と種類・歴史から正しい保存法まで徹底解剖について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

唐辛子(学名:Capsicum annuumなど)は、ナス科トウガラシ属に属する果実、およびそれを乾燥・加工した香辛料の総称です。原産地である中南米の熱帯地域では多年草ですが、日本の気候下では冬を越せないため、一年草として栽培されています。初夏に可憐な白い小花を咲かせ、夏から秋にかけて緑色から鮮やかな赤や黄色へと熟した果実を実らせます。

実は、私たちが日常的に口にするピーマンやシシトウ、パプリカも植物学的には同じトウガラシ属の仲間です。辛味の有無によって「辛味種」と「甘味種(甘唐辛子)」に大別され、料理のアクセントとして使われる辛い品種群がいわゆる唐辛子として認知されています。

世界史における唐辛子の拡散は、15世紀末のクリストファー・コロンブスによる新大陸到達が契機となりました。コロンブスがコショウ(ブラックペッパー)と誤認してヨーロッパへ持ち帰ったことから、英語で「Chili pepper」や「Red pepper」と呼ばれるようになった経緯があります。

日本への伝来時期には諸説存在します。1552年にポルトガル人宣教師が豊後(現在の大分県)の大名・大友宗麟に献上したという「南蛮伝来説」や、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役/1592〜1598年)の際に持ち帰られたという説などです。江戸時代初期にはすでに各地で栽培が始まり、薬用や防寒具(靴の中に入れて足先を温める用途)としても活用されながら、やがて七味唐辛子の誕生とともに日本の食文化へと定着していきました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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