「しています」は目上の人に失礼?「しております」の違いと正解敬語
「しています」は目上の人に失礼?「しております」の違いと正解敬語の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
結論から申し上げますと、「しています」は「する」+接続助詞「て」+補助動詞「いる」+丁寧の助動詞「ます」で構成された正当な「丁寧語」です。決して間違った日本語ではありません。
同僚や後輩との会話、あるいはある程度気心の知れた直属の先輩との日常的なやり取りであれば、「今、確認しています」と伝えても問題視されるケースは少ないでしょう。しかし、社外のクライアントや役員・上司などの目上の人に対して使うと、相手への敬意が不足している印象を与えてしまいます。
なぜなら、ビジネスにおける「敬意の標準」は、自分の行動をへりくだる「謙譲語」にあるためです。丁寧語は「言葉遣いを丁寧に整える」機能しか持たないため、相手を立てるニュアンスが弱く、取引先へのメールで「準備しています」と書くと、やや事務的で距離感が近すぎる響きを残してしまうのが実情です。