胡蝶蘭の植え替えで枯らす原因を解明!プロ直伝の失敗回避策と最適手順
今注目を集めている 胡蝶蘭の植え替えで枯らす原因を解明!プロ直伝の失敗回避策と最適手順について、主要な情報をご紹介しています。
お祝いとして届いた胡蝶蘭の植え替えで失敗する理由の8割以上は、愛情からくる「過剰なお世話」に起因しています。胡蝶蘭の原産地は東南アジアの熱帯雨林であり、土の中ではなく樹木の幹や枝に根を張り巡らせて生きる着生ランです。根は空気中の湿気とスコールを吸い、その後は風を浴びてカラカラに乾くという乾湿のサイクルの中で生きています。
一般家庭やオフィスで最も多く見られる悲劇が、植え替え直後に「新しい環境に慣れてほしいから」と鉢底から溢れるほど水を注いでしまう行為です。植え替え作業によって微細な傷を負った根にいきなり水分を与えると、傷口から腐敗菌が侵入し、細胞が呼吸不全を起こします。取材に応じた老舗洋蘭農園の代表は、「植え替え直後は人間で言えば大手術の直後。すぐに水をがぶ飲みさせるのではなく、最低1週間から10日は断水して傷口を乾燥・治癒させるのが鉄則」と断言します。
さらに、多くの愛好家を驚かせる事実が「鉢のサイズ選び」です。「窮屈そうだから広々とした大きな鉢に入れてあげよう」という親切心こそが、鉢内の過湿状態を長期化させ、根を窒息死へと追いやる決定的な引き金となります。胡蝶蘭の植え替えにおいて、大きな鉢はメリットどころか命取りになるリスク要因です。