世界一高いポケカは7億円超?ギネス記録の真相と歴代高額ランキング
世界一高いポケカは7億円超?ギネス記録の真相と歴代高額ランキングとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
ネット上には「実家の押し入れを掘り起こせば、数千万円のリザードンが出てくるかもしれない」といった言説がしばしば散見されます。しかし、ここには専門知識の欠落から生じる大きな誤解が潜んでいます。
第一の誤解は、「古いカードであれば何でも高い」という思い込みです。例えば高額で取引される「かいりきリザードン」は、1996年発売の第1弾パックのごく初期に印刷された「右下のレアリティマーク(★)がなく、技の説明欄に『かいりきポケモン』と誤表記された初版」に限られます。再販後に修正された通常の「かえんリザードン(★マークあり)」は、流通量が格段に多いため、並程度の状態であれば数千円から数万円程度で取引されるのが現実です。
第二の誤解は、「PSA鑑定品ならどれも高騰する」という過信です。鑑定グレードがPSA9とPSA10の間には、価格にして数倍から数十倍の巨大な断崖が存在します。わずか数ミリのセンタリングのズレや、ルーペでしか確認できない極微細な初期傷ひとつでPSA9に落ちる世界であり、最高評価を得るハードルは想像を絶するほど高いのです。ネット上の最高落札価格だけを見て安易に飛びつくと、想定外の損失を被るリスクがあります。