1歳児の1月製作おすすめ決定版!だるまや雪だるま・指導案の極意
1歳児の1月製作おすすめ決定版!だるまや雪だるま・指導案の極意を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
発達心理学の知見において、1歳児期はエリク・エリクソンが提唱する「自立性対恥・疑惑」の獲得期への移行段階にあたります。這い這いや歩行によって外界を探索し、「自分でやってみたい」という自発的な衝動が芽生える極めてデリケートな時期です。
センソリープレイ(感覚遊び)がもたらす認知機能の発達
絵の具の冷たさ、タンポの弾力、お花紙の柔らかさ、シールの粘着力といった多様な触覚刺激は、大脳皮質の感覚野を刺激し、手指の微細運動能力(巧緻性)を飛躍的に高めます。子どもは「叩いたら丸がついた」「握ったら形が変わった」という因果関係を身体感覚を通して学び取ります。この「自分の働きかけによって世界が変化した」という実感こそが、乳幼児期における自己効力感の礎となるのです。
【実践指針】おすすめできる関わり方・避けるべき関わり方
保育者や保護者がどのようなスタンスで立ち会うかによって、子どもの表現への意欲は大きく変化します。現場で意識すべき判断基準を整理しました。
- 推奨される関わり(〇):
- 「ポンポン、つめたいね」「赤色が広がったね」と、子どもの動作や感覚を豊かなオノマトペで言語化して共感する。
- シールの裏面を少しだけめくって渡し、最後の「つまんで剥がす」達成感を子ども自身に味わわせる。
- 作業を途中でやめようとした際も無理強いせず、「今日はここまでできたね」と子どもの意思を尊重して切り上げる。
- 避けるべき関わり(×):
- 「だるまの目はここ」「雪だるまは丸い形」と決めつけ、子どもの手を無理やり動かして正しい位置に修正する。
- 手が汚れることを極端に嫌がる子どもに対し、「みんなやってるから」と無理に絵の具を触らせる。
- 他児の作品と並べて「あの子のほうが上手に貼れている」など、優劣の価値観を持ち込む。