「当社」と「弊社」の違いとは?7割が誤解する使い分けとマナー完全ガイド

「当社」と「弊社」の違いとは?7割が誤解する使い分けとマナー完全ガイドの基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

自社をどう呼ぶかと同じくらい重要なのが、商談相手や応募先の企業をどう呼ぶかという問題です。ここで登場するのが「御社(おんしゃ)」と「貴社(きしゃ)」です。

両者はどちらも相手企業を高める尊敬語ですが、「御社」は話し言葉(口頭)、「貴社」は書き言葉(文書・メール)という明確な住み分けが確立されています。同音異義語が多い日本語において、「きしゃ」と口頭で発音すると「記者」「汽車」「帰社」などと聞き間違いやすいため、話し言葉では「御社」が定着したという実用的な背景があります。

実務においては、相手の呼び方と自社の呼び方のペアを正しく一致させることが不可欠です。

  • 会話・面接・商談(口頭):相手は「御社」、自分は「弊社」
  • メール・書面・履歴書(文書):相手は「貴社」、自分は「弊社」

なお、過剰な敬意から「貴社様」や「御社様」と書いてしまう事例が見られますが、これは二重敬語であり誤用です。企業名に「様」を付ける場合は「〇〇株式会社様」とし、「貴社」「御社」には「様」を重ねないのが正しいマナーです。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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