なぜ暗闇で鮮やか?ピンクの深海魚の正体と不気味可愛い生態の真相

なぜ暗闇で鮮やか?ピンクの深海魚の正体と不気味可愛い生態の真相とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

Q1:ピンクや赤色の深海魚は、なぜ水族館で生きたまま展示されることが少ないのですか?
A1:深海魚の多くは極めて高い水圧と低水温、光のない環境に適応しています。捕獲時に急激な減圧で組織が傷つきやすく、専用の高圧水槽や特殊な冷却・遮光設備が必要となるため、長期飼育が非常に困難だからです。ただし、アカグツなど比較的浅い水深(200〜400m前後)に生息する種は、国内の先進的な水族館で期間限定展示されるケースがあります。

Q2:ニュウドウカジカ(ブロブフィッシュ)のピンク色は、生まれつきの体色ですか?
A2:生息している深海の中では、ややくすんだ灰色や薄いピンクがかった半透明の体色をしています。網で引き揚げられる際の摩擦による鬱血や皮下組織の露出、急激な気圧低下によって体表の粘膜が剥がれ落ちることで、陸上ではより強調された鮮やかなピンク色に見えます。

Q3:ピンク色の深海魚を食用として食べることはできますか?美味しいのでしょうか?
A3:一部の種は食用として利用されています。例えばアカグツは身が少ないものの非常に良い出汁が出るため、産地周辺で味噌汁などに使われることがあります。一方、ニュウドウカジカのようにゼラチン質と水分が大半を占める種は、加熱すると身が縮んで崩れてしまうため、一般的な食用には適していません。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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