敗訴の旧マリカーが走る理由|ストリートカート東京の現在と危険性

今注目を集めている 敗訴の旧マリカーが走る理由|ストリートカート東京の現在と危険性について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

訪日観光客がSNSで拡散するきらびやかな動画の裏側で、地域住民や現場ドライバーの不満は爆発寸前に達しています。特に渋谷公道カートの迷惑問題と苦情は、警視庁や各区役所の窓口に数千件規模で寄せられており、深刻なインバウンド観光公道カート問題として社会問題化しています。

都内のタクシードライバー歴15年の男性は、現場の恐怖を生々しく証言します。

「明治通りや道玄坂で真横に入り込まれると、助手席側のミラーにもフェンダーミラーにも映らない。完全に死角なんです。巻き込み事故を起こせば、こちらの前方不注意にされてしまう。運転手の間では『走る地雷』『恐怖の棺桶』と呼ばれており、車列を見かけたら車間距離を極端に空けてやり過ごすしかありません」(都内タクシー乗務員の手記取材より)

ネット上の口コミプラットフォームを分析すると、国内外で評価が180度乖離している異様な構造が浮かび上がります。

  • 海外レビューサイト(トリップアドバイザー等):「東京の街をリアルゲーム感覚で走れる最高のアクティビティ」「渋谷の交差点を駆け抜けた興奮は一生の思い出」と、5つ星満点の絶賛レビューが並ぶ。
  • 日本のSNS・5ちゃんねる等:「信号待ちで手を振ってくるが周囲は大迷惑」「排気ガスと騒音を撒き散らしながら暴走している」「なぜ行政はあの無法地帯を放置するのか」と、ストリートカート東京に対するネットの反応は怒りと嫌悪感が9割以上を占める。

信号待ちの際に外国人観光客が片手でスマートフォンを取り出して自撮りを行う行為や、列からはぐれた車両が無理な車線変更・赤信号への強行進入を行う事例が後を絶ちません。地元商店街や住民団体からは「観光公害(オーバーツーリズム)の最悪の象徴」として、走行ルートの指定排除を求める請願書が提出される事態にまで発展しています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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