爪の変色は糖尿病の初期症状?見逃すと危険な3つのサインを徹底解説

爪の変色は糖尿病の初期症状?見逃すと危険な3つのサインを徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

医療現場のフットケア外来において、足病変が悪化して入院に至った患者の手記や臨床報告を調査すると、ほぼ共通した「初期の油断」が存在します。

「足の親指の爪が分厚く黄色くなっていたが、痛くもかゆくもなかったので何年も放置していた」「爪が切れにくくなり、ニッパーで無理やり深爪に切ったところ、小さな出血が起きた」という証言は後を絶ちません。健康な人であれば数日で治癒するような小さな傷が、糖尿病患者にとっては足切断につながる致命的な引き金となります。

この悲劇を招く最大の要因は、糖尿病の三大合併症の1つである「糖尿病性末梢神経障害」です。神経障害が進行すると痛覚や温痛覚が麻痺し、靴擦れや巻き爪の食い込み、深爪による化膿が起きても、「痛みを感じない」という状態に陥ります。痛みがないため傷口を放置し、その間に高血糖をエサにして細菌が皮下組織や骨髄へと急速に増殖。気づいたときには足指が黒く変色する「壊疽(えそ)」に至り、切断手術を余儀なくされる事例が今なお報告されています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest