「パジャマだって駆けつけてね」元ネタは?名曲バレンタイン・キッス徹底考察
「パジャマだって駆けつけてね」元ネタは?名曲バレンタイン・キッス徹底考察についての真相をお届けします。
「パジャマだって駆けつけてね」というフレーズの出所を辿ると、1986年2月1日にCBS・ソニーからリリースされた国生さゆりのソロデビューシングル『バレンタイン・キッス』に行き当たります。当時、フジテレビ系バラエティ番組『夕やけニャンニャン』から誕生し、社会現象を巻き起こしていたアイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号8番・国生さゆりをメインに、白石麻子(会員番号22番)と渡辺美奈代(会員番号29番)がバックコーラスとして脇を固めた構成でした。
楽曲の2番サビ直前に配置されたこのフレーズは、深夜に呼び出されても文句を言わずに駆けつけてほしいという、恋する乙女のわがままかつ切実なリクエストを描写しています。昭和末期の歌謡界において、従来の「待つ女」という受け身の女性像を鮮やかに塗り替え、等身大で能動的な少女のパワーを提示した象徴的な一節でした。
オリコンシングルチャートでは初登場2位を記録し、おニャン子クラブ代表曲としてだけではなく、日本における商業的バレンタインソングの礎を築いた金字塔として音楽史に刻まれています。当時の関係者の証言によると、スタジオ収録ではコーラスのハモリパートとメインボーカルの絶妙な掛け合いを生み出すため、何度もテイクが重ねられたと伝えられています。