吸引分娩で尖った赤ちゃんの頭はいつ治る?脳への影響やコブの戻し方
吸引分娩で尖った赤ちゃんの頭はいつ治る?脳への影響やコブの戻し方に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
吸引分娩後にできる頭のコブには、大きく分けて「産瘤(さんりゅう)」と「頭血腫(とうけっしゅ)」の2種類が存在します。この2つは発生している組織の深さと治癒までのスピードが全く異なるため、正しく見分けることが不安の解消につながります。
産瘤は頭皮のすぐ下にできる皮下浮腫(むくみ)で、触ると柔らかくプヨプヨしており、骨の継ぎ目を越えて広がることが特徴です。こちらは血液の塊ではないため、早ければ数日、長くても1週間程度で体内に吸収されて自然に消失します。
一方、頭血腫は頭蓋骨を覆う「骨膜」と「骨」の間に血液が溜まった状態を指します。骨膜の付着部で境界が区切られるため、骨の継ぎ目を越えずに片側にとどまるのが特徴で、触れると弾力のある硬さを感じます。頭血腫が吸収されるには少し時間がかかり、完全に消えるまで生後1ヶ月〜3ヶ月程度、場合によっては半年ほど要することがあります。血液が分解される過程で一時的に新生児黄疸が強く出ることもありますが、小児科での経過観察のもとで自然に治癒していくため、無理に針を刺して抜くような処置は基本的に行われません。