ドライアイス処分の爆発・破損を防ぐ!安全な捨て方とNg行動の真相

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インターネット上で定期的にトレンド入りする「ドライアイス爆発」や「シンク破壊」の報告。大げさな都市伝説のように思われがちですが、これらはすべて物理現象が引き起こす必然的な事故です。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)や各地の消費生活センターには、家庭内での不適切な処理に伴う破裂・破片飛散事故の相談が毎年のように寄せられています。

事故を引き起こす最大の要因は、ドライアイスが固体から気体へ相転移(昇華)する際に生じる「約750倍」という圧倒的な体積膨張率にあります。わずか手のひらサイズのドライアイスであっても、気化すれば家庭用の大型ゴミ袋数杯分の二酸化炭素ガスへと膨れ上がります。気体の逃げ場がない密閉空間に閉じ込められた場合、内圧は数十気圧まで跳ね上がり、小型の爆弾と同等の破壊力を発揮します。

大手知恵袋サイトなどでは「流しに放り込んでおけば自然に消える」といった気軽なアドバイスが散見されますが、これを真に受けた結果、排水口の奥でトラップ管が破裂したり、人工大理石の天板に亀裂が入ったりする被害が実際に頻発しています。日常的な感覚で「氷と同じ水のようなもの」と誤認することが、悲劇の引き金となっているのです。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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