カリーのバッシュはなぜ最強か?歴代の進化と2026年最新作の全貌

カリーのバッシュはなぜ最強か?歴代の進化と2026年最新作の全貌の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

いまやアンダーアーマーの看板となったカリーですが、キャリア初期はナイキと契約を結んでいました。その歴史が劇的に動いたのは、2013年夏の契約延長交渉です。スポーツビジネス史上「最大の失策」として語り継がれるこのプレゼンテーションで、ナイキ側の担当幹部はステフィンの名を「ステフォン」と言い間違え、提示されたスライド資料にはケビン・デュラントのプレゼン資料を再利用した痕跡が残されていたと報じられています。

自尊心を傷つけられたカリーに対し、誠意と熱意をもってアプローチしたのが当時バスケットボール市場での足がかりを探していたアンダーアーマーでした。当時の取材記録や本人の回顧によると、最終的な決定打となったのは、当時1歳だった長女ライリーちゃんが並べられた各社の靴の中からアンダーアーマーを手に取り、父親に手渡したエピソードでした。カリーはこの直感を信じ、年間400万ドル未満とされる条件でアンダーアーマーへの電撃移籍を決断します。

この賭けは見事に結実しました。カリーは2015年に自身初となるシーズンMVPを獲得し、ウォリアーズを40年ぶりのNBA制覇へと牽引。シグネチャー第1作「カリー1」は記録的な大ヒットを記録しました。そして2023年、両者は数億ドル規模に上る実質的な生涯パートナーシップ契約を締結し、カリーはブランドのプレジデント的立場として製品開発や次世代アスリート育成に深く関与する権限を手に入れました。一人のアスリートが巨大資本の序列を覆し、独自の帝国を築き上げた象徴的な事例といえます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest