肩の激痛やしびれを元から断つ!小円筋ストレッチ最新メソッドと真相
肩の激痛やしびれを元から断つ!小円筋ストレッチ最新メソッドと真相の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
「首のMRIを撮ってもヘルニアはなく、骨にも異常はないと言われた。それでも二の腕の裏から指先にかけてしびれる」――。整形外科の外来で頻繁に交わされる患者の苦悩です。投球動作を繰り返す野球選手のリハビリ現場や、前傾姿勢でタイピングを続けるデスクワーカーの間で、見落とされがちな病態が四辺形間隙症候群(クアドリラテラル・スペース症候群:QSS)です。
四辺形間隙(QLS)とは、小円筋、大円筋、上腕三頭筋長頭、上腕骨の4つの境界によって作られる解剖学的なトンネルを指します。このトンネル内部を「腋窩神経」と「後上腕回旋動脈」が通過しています。小円筋が肥大化したり、異常な緊張によって線維化したりすると、このトンネルが物理的に狭窄され、腋窩神経が圧迫を受けます。
腋窩神経が圧迫されると、三角筋(肩の外側を覆う筋肉)への信号が阻害され、腕が鉛のように重たく感じる脱力感が生じるほか、肩の後外側から上腕外側にかけてピリピリとした感覚麻痺やしびれが出現します。野球の投球障害肩におけるリハビリテーションでは、投球後のフォロースルー期に生じる遠心性収縮による小円筋の損傷とQLS狭窄を解除することが、早期復帰への最優先課題と位置づけられています。腕のしびれを感じたとき、首だけでなく「脇の後ろ側の小円筋」を疑う視点が不可欠です。