不陸とは?読み方から床の凹凸原因・放置リスクと最新補修相場を徹底解説

不陸とは?読み方から床の凹凸原因・放置リスクと最新補修相場を徹底解説に関する主要な事実を丁寧にまとめました。最新データをご確認ください。

住宅の床や壁は、工業製品のように100%狂いのない完全な平面を作ることは現実的に不可能です。そのため、国土交通省の告示や「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」において、施工精度の許容範囲(公差)が定められています。

品確法の「住宅紛争処理の参考となるべき基準」では、床の傾斜について以下のような明確な判断基準が示されています。

項目・部位詳細・数値データ(傾斜・凹凸)一般的な基準・法的許容値編集部の見解・評価床の全体的な傾き(構造)1mあたり3mm未満(3/1,000未満)品確法:構造耐力上主要な部分の瑕疵なしと推定許容範囲内。日常生活で違和感を覚えることは稀。床の部分的な傾き(注意域)1mあたり3mm以上〜6mm未満品確法:瑕疵の可能性が一定程度存在する範囲家具のガタつきが発生。原因調査と経過観察が必須。床の深刻な傾き(危険域)1mあたり6mm以上(6/1,000以上)品確法:構造耐力上主要な部分の瑕疵ありと強い推定めまい等の健康被害リスク。抜本的な地盤・構造補修が必要。フローリング・内装下地不陸3m間で3mm以下の隙間・段差日本建築学会 JASS規格・メーカー施工推奨値仕上げ材の床鳴り・ジョイント破損を防ぐ標準基準。クロス下地(石膏ボード面)段差1mm以内(パテ処理後)内装仕上げ標準仕様書1mmを超えると光の照射角度によって明瞭な影が浮き出る。

これらの数値を正確に把握するための不陸の測定方法としては、現場でレーザーレベル測定器やオートレベルを用いるのが一般的です。床面に高精度な水平レーザーを照射し、複数の測定ポイントでスケールを当てて高低差をミリ単位で計測します。簡易的な確認であれば、2m〜3mのアルミ製定規(ストレートエッジ)を床に当て、隙間ゲージを差し込んで隙間の深さを測る手法も広く用いられています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest