ジッポのオイル入れ方完全ガイド!入れすぎの火傷リスクと適量見極め術

ジッポのオイル入れ方完全ガイド!入れすぎの火傷リスクと適量見極め術に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

「途中で燃料切れになるのが嫌だから、溢れるくらいたっぷり注いでおこう」と考えるのは極めて危険です。ジッポ用オイルの主成分は重質ナフサなどの精製石油留分であり、皮膚に対して強い脱脂作用と刺激性を持っています。ズボンの前ポケットなどに過剰給油したジッポを入れておくと、体温で温められて気化したオイルや漏れ出した液が布地を透過し、太ももの皮膚に水ぶくれや接触性皮膚炎(化学熱傷)を引き起こす事故が後を絶ちません。

では、具体的にどれくらいの量が「適量」なのでしょうか。オイルボトルの先端ノズルをフェルト下の綿の奥深くに差し込み、ボトルを軽く押してオイルを注入します。一気にドバドバと流し込むのではなく、「2〜3秒注いでは数秒待つ」という注入を3〜4回繰り返すのが失敗しないコツです。綿がじわじわと液体を毛細管現象で吸い込んでいく速度に合わせるのがポイントです。

給油ストップの決定的なサインは、「綿の表面全体にしっとりとオイルが行き渡り、わずかに表面が濡れた艶を見せた瞬間」です。綿の上にオイルの水たまりができたり、フェルトを戻した際にフェルト表面からジュワッとオイルが染み出してくる状態は、明らかに「入れすぎ(オーバーフロー)」です。

万が一、オイルを入れすぎてしまった場合は、絶対にそのままケースに戻して着火してはいけません。以下の手順で冷静に対処してください。

  • 対処ステップ1:ユニットを逆さにしたまま、清潔なティッシュペーパーやウエスをフェルト面に軽く押し当て、余分な液分を吸い取らせる。
  • 対処ステップ2:チムニー側(火がつく上部)を下に向けて軽く振らないこと。余計な箇所にオイルが回り、煤の原因になります。
  • 対処ステップ3:風通しの良い日陰にインサイドユニット単体を立てて置き、10分〜15分ほど自然乾燥させて過剰な油分を揮発させる。
  • 対処ステップ4:ケース内に垂れたオイルもティッシュで入念に拭き取り、乾いたことを確認してからユニットを戻す。手に付着したオイルは直ちに石鹸で完全に洗い流す。
池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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