抹茶と粉茶の決定的な違いとは?原料・製法から寿司屋のお茶まで徹底比較
抹茶と粉茶の決定的な違いとは?原料・製法から寿司屋のお茶まで徹底比較の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
Q1:お寿司屋さんの卓上にある「お湯に溶かす緑の粉」の正式名称は何ですか?
A1:卓上に置かれ、直接湯呑みに入れて溶かすタイプの多くは「粉末茶(またはインスタント緑茶)」です。本来の「粉茶」は茶葉の破片であり水には溶けないため茶こしが必要ですが、寿司業界の通称としてその粉末茶を「粉茶」と呼ぶケースが多く、一般読者の混同を招く一因となっています。
Q2:市販の粉茶をフードプロセッサーやミルで粉砕すれば、抹茶の代用品になりますか?
A2:代用にはなりません。粉茶は太陽光を浴びた煎茶が原料のため、どれほど微細に粉砕しても強い渋味と繊維質の硬さが残ります。抹茶特有の豊かな覆い香や泡立ち、鮮やかなエメラルドグリーンにはならず、お菓子作りに使うとくすんだ色合いと強い苦味が出てしまいます。
Q3:健康維持やカテキンの摂取を目的に飲む場合、抹茶と粉茶のどちらが効率的ですか?
A3:カテキンを効率的に、かつ余すところなく体内に取り込むという観点では、煎茶を丸ごと粉砕した「粉末茶」、または抽出液を濃く出せる「粉茶」に軍配が上がります。抹茶はカテキンよりもテアニン(旨味)の比率が高いのに対し、太陽光を浴びて育った煎茶由来の粉茶・粉末茶の方がカテキン(EGCG)自体の含有率が高いためです。