人差し指の付け根が痛い原因とは?ばね指や関節症のサインと対処法

人差し指の付け根が痛い原因とは?ばね指や関節症のサインと対処法とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:人差し指の付け根を押すと痛いのですが、市販の湿布だけで治りますか?
A1:初期の軽微な腱鞘炎であれば、消炎鎮痛成分入りの湿布や外用薬を使用し、患部を安静に保つことで数日から数週間で改善することがあります。しかし、押した瞬間に鋭い激痛が走る場合や、指の曲げ伸ばしに引っかかり感がある場合は腱鞘の肥厚が進行しているサインです。湿布のみに頼って酷使を続けると難治化するため、改善がみられない場合は早急に手外科専門医を受診してください。

Q2:朝起きた時だけ人差し指の付け根がこわばり、動かしにくいのはなぜですか?
A2:就寝中は手足を動かさないため血流が低下し、炎症を起こしている腱や腱鞘組織が浮腫(むくみ)を起こしやすくなるためです。日中動かしているうちにこわばりが軽快するのが「ばね指」の特徴ですが、もしこわばりが30分以上続き、左右両方の関節に腫れがみられる場合は「関節リウマチ」などの自己免疫疾患の初期症状である可能性があります。放置せず血液検査を含めた鑑別診断を受けてください。

Q3:整形外科で「ばね指」と診断された場合、必ず手術になるのでしょうか?
A3:いいえ、いきなり手術を選択することは稀です。初期治療としては、作業時の装具固定やテーピング、外用薬の処方による保存療法が第一選択となります。痛みが強い場合には腱鞘内へ局所麻酔薬と少量のステロイドを注射する治療が行われ、多くのケースで劇的な症状改善が得られます。注射を複数回行っても再発を繰り返す場合や、指が完全に固まって伸びない重症例に限り、腱鞘をミリ単位で切開して腱の通り道を広げる日帰り手術(所要時間10〜15分程度)が検討されます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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