大型二輪の教習車Nc750は乗りにくい?噂の真相と課題攻略法
大型二輪の教習車Nc750は乗りにくい?噂の真相と課題攻略法の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
なぜ現在、全国の教習所はこぞってCB750からNC750Lへと切り替えたのでしょうか。そこには教習所経営と指導現場における極めて合理的な理由が存在します。
第一に挙げられるのが圧倒的な環境性能とランニングコストの低さです。NC750シリーズのエンジンは、ホンダの4輪小型車(フィットなど)の低燃費技術をフィードバックして開発されており、実燃費は教習コース内の発進停止の繰り返しでもリッター25km〜30km前後を記録します。排ガス規制の強化(平成32年・令和2年排出ガス規制)により旧世代の空冷CB750が継続生産できなくなったタイミングで、維持費を劇的に圧縮できるNC750Lは教習所経営者にとって唯一無二の選択肢でした。
第二に耐久性とメンテナンス性の高さです。転倒が日常茶飯事である教習現場において、水冷2気筒エンジンは熱ダレに強く、クラッチ板の摩耗耐性も極めて高く設計されています。
なお、教習所で役目を終えたNC750Lは、年数が経過するとオークションを通じて「中古払い下げ車両」として市場に流通することがあります。灯火類の配線加工やバンパー取り外しが必要となるケースが多いものの、低重心で頑丈なツーリングベース車として、一部のマニアやジムカーナ愛好家の間で隠れた人気車両となっています。