カッターシャツとワイシャツの違いは?語源と地域差の真相に迫る
カッターシャツとワイシャツの違いは?語源と地域差の真相に迫るの真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
ワイシャツとカッターシャツの呼び分けが生まれた背景には、明治から大正期にかけての日本の洋装化と、スポーツ文化の発展が深く関わっています。
「ワイシャツ」の語源は、幕末から明治初期に横浜などの外国人居留地で使われていた英語の「ホワイトシャツ(White shirt)」です。当時の日本人が外国人の発音を「ワイシャーツ」と聞き取ったことが定着のきっかけであり、アルファベットの「Y」の字に似ているからではありません。当時は主にスーツの下に着る高級なインナーシャツを指す言葉として東京を中心に普及しました。
一方の「カッターシャツ」は、大正7年(1918年)に総合スポーツ用品メーカーの美津濃(現・ミズノ)が発売した運動用シャツの商品名が発祥です。第一次世界大戦の好景気と野球人気に沸く中、創業者である水野利八氏が「我が軍が勝った!」という縁起の良い掛け声と、英語の「カッター(Cutter=小型の快速艇)」を掛け合わせて命名しました。汗を吸い動きやすい運動着として開発されたこの商品は、瞬く間に全国の学校や家庭へと広がっていったのです。