世界一高い山はエベレストじゃない?測り方で変わる3つの頂点と最新標高

世界一高い山はエベレストじゃない?測り方で変わる3つの頂点と最新標高とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

私たちが普段耳にする山の高さは、平均海水面を基準(標高0m)とした「海抜標高」で測定されています。この基準において、地球上で最も高い場所がヒマラヤ山脈の最高峰エベレストであることは揺るぎない事実です。

ところが、「山の裾野から頂上までの実際の高さ」や「地球の中心からの距離」という異なるモノサシを当てはめると、別の山が世界一の座に躍り出ます。

裾野が太平洋の深海に沈んでいるハワイ州のマウナケアは、海底のベースから山頂までを一体の構造物として計測した場合、標高1万メートルを優に超えます。また、地球は完全な球体ではなく自転の遠心力で赤道付近が外側に膨らんでいるため、赤道直下に近い南米エクアドルのチンボラソは、地球の中心から測った山頂までの距離が世界で最も遠い山となります。

このように、「基準をどこに置くか」によって、地球の頂点は3つの異なる顔を見せてくれます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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