エースの母ルージュの壮絶な真実|20ヶ月妊娠の謎と命を賭した愛
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ポートガス・D・ルージュが初めて原作に姿を現したのは、マリンフォード頂上戦争編の第550話「海軍本部元帥 センゴク」の演説シーンです。センゴク元帥が全世界に向けてエースの出生を公表した際、回想の中で長いウェーブがかった金髪にハイビスカスの花を挿した美しい女性として描かれました。
彼女が暮らしていたのは、「南の海(サウスブルー)」に浮かぶ島「バテリラ」です。グランドラインを制覇し、不治の病を抱えながら自首する直前のゴール・D・ロジャーは、この地でルージュとしばしの平穏な時間を過ごしました。ロジャーが海賊王としての看板を下ろし、一人の男として心から気を許し、自らの未来を託した唯一無二のパートナーこそがルージュでした。
特筆すべきは、彼女自身がミドルネームに「D」を冠している点です。作中に登場するDの一族の多くが荒くれ者の男たちであるなか、女性としてDの名を持つキャラクターはルージュが極めて稀有な存在です。ロジャーの血を引くだけでなく、母方からも純粋な「Dの意志」を受け継いでいたことこそが、エースという青年の宿命を形作る決定的な要素となりました。