中古スマホの危険性とは?突然使えなくなる罠と失敗しない防衛策
中古スマホの危険性とは?突然使えなくなる罠と失敗しない防衛策に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
中古スマートフォンにまつわるトラブルの中で最も致命的とされるのが、「昨日まで普通に使えていた端末が、ある日突然圏外になり二度とモバイル通信ができなくなる」という現象です。ネット上で「安易に中古スマホを買うと使えなくなる」と囁かれる最大の要因は、この赤ロム(ネットワーク利用制限)の存在にあります。
スマートフォン市場には、契約状態に応じて「白ロム」と「赤ロム」という明確な違いが存在します。
- 白ロム:キャリアとの通信契約が解除されており、SIMカードを差し替えることで正常に通信が可能な端末。
- 赤ロム:前オーナーが端末代金の分割払いを滞納した、あるいは盗難届が出されたことによって、通信キャリアから端末の通信機能(IMEI)を遠隔で永久遮断された端末。
恐ろしいのは、購入時点で問題なく通話やネット通信ができていても、前の所有者が売却後に端末代金の支払いを踏み倒した場合、数ヶ月後に突然赤ロムへと転落するケースがある点です。一度赤ロムに指定されると、ユーザーがキャリアに連絡して事情を説明しても解除されることは一切ありません。Wi-Fi専用機としては辛うじて動くものの、スマートフォンとしての生命線である携帯電話回線は永久に使えなくなります。
加えて、iPhoneユーザーを直撃するのがアクティベーションロックの解除不可によるトラブルです。Apple製品に搭載されている「探す」機能が前オーナーのアカウントに紐付いたまま初期化されていると、Apple IDとパスワードを入力しない限り初期設定画面から先へ進めず、文字通りの文鎮と化します。個人間売買では出品者がパスワードを忘れた、あるいは連絡を絶って逃走したことで、一切操作できない鉄屑をつかまされる被害が日常茶飯事となっています。
自己防衛のための必須手順となるのが、端末固有の製造番号であるIMEI(15桁の数字)を用いたネットワーク利用制限の確認方法です。「設定」画面または電話アプリで「*#06#」とダイヤルしてIMEIを取得し、各キャリアの確認サイトで照会します。
- 「○」判定:端末代金が完済されており、将来的に赤ロム化するリスクが極めて低い状態。
- 「▲」判定:現在分割払い中。今後支払いが滞れば赤ロム化する危険を孕んでいる状態。
- 「×」判定:すでに利用制限がかけられている赤ロム。絶対に購入してはならない状態。