朝顔の花が咲かない原因は?夜の光やつるボケを防ぎ大輪を咲かせる育て方

朝顔の花が咲かない原因は?夜の光やつるボケを防ぎ大輪を咲かせる育て方とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

「葉が青々と巨大化し、つるが勢いよく伸びているのに蕾が全くつかない」という状態は、園芸用語で「つるボケ」と呼ばれます。この現象を引き起こす主因は、肥料に含まれる三大栄養素のバランス崩壊、とりわけ窒素(N)成分の過剰投与にあります。

肥料の主要成分にはそれぞれ異なる役割があります。

  • 窒素(N):葉や茎を大きく育てる「葉肥(はごえ)」
  • リン酸(P):花や実のつきを良くする「花肥(はなごえ)」
  • カリ(K):根や茎を丈夫にし病害虫耐性を高める「根肥(ねごえ)」

元肥入りの培養土を使っているにもかかわらず、さらに市販の油かすや観葉植物用の液体肥料などを頻繁に与え続けると、土壌内の窒素濃度が極端に高くなります。朝顔は「今は茎葉を広げる絶好の環境だ」と判断し、花を咲かせるエネルギーをつるの伸長に全振りしてしまうのです。

つるボケを解消するには、直ちに窒素分の多い肥料をストップし、リン酸とカリが強化された開花促進用の液体肥料に切り替える必要があります。水やり代わりに薄めた開花用液肥を1週間〜10日に1回程度与えることで、葉の暴走を抑え、花芽の形成を促すことができます。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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