椎骨動脈解離の初期症状5つ|その首の激痛、脳梗塞の前兆かも

椎骨動脈解離の初期症状5つ|その首の激痛、脳梗塞の前兆かもの詳細解説をお届けします。専門的な知識がチェックできます。

インターネット上の相談窓口や知恵袋などで散見される最大の誤認は、「若いから脳卒中のはずがない」「肩を強く揉んでもらえば治る」という思い込みです。椎骨動脈解離は、高血圧や脂質異常症といった基礎疾患を持たない健康な若年層でも日常的に起こり得ます。

特に危険なのは、首の痛みを筋肉疲労と錯覚して行う自己流のストレッチや、マッサージ店での強い指圧です。解離によって脆くなっている動脈壁に外部から物理的な圧迫や摩擦を加えると、内膜の亀裂が一気に広がり、その場で血管が完全閉塞するか破裂を引き起こす恐れがあります。「首の痛みをほぐそうとした瞬間に意識を失った」という臨床報告は実在します。

また、痛みの初期に整形外科を受診し、レントゲン検査で「ストレートネック」や「頸椎症」と診断されて湿布薬のみを処方され、数日後に脳梗塞を発症する悲劇的なタイムラグも報告されています。骨を映し出すレントゲンでは血管の解離は一切判別できません。突発性の首・後頭部痛を感じた場合は、レントゲンではなく造影CTまたは頭頸部MRI・MRA検査が可能な医療機関を選択することが必須条件です。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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