妻夫木聡と深津絵里の共演ドラマ完全まとめ!熱愛疑惑や夫婦役の真相は?
妻夫木聡と深津絵里の共演ドラマ完全まとめ!熱愛疑惑や夫婦役の真相は?の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
テレビドラマで築いた好感度の高いカップル像を根底から覆し、日本映画界に強烈な衝撃を与えたのが2010年公開の映画『悪人』(吉田修一原作・李相日監督)でした。妻夫木聡が演じたのは、孤独と鬱屈を抱え衝動的に殺人を犯してしまう解体作業員の清水祐一。深津絵里は、退屈な日常から逃れるように祐一と出会い、彼が殺人犯だと知りながらも愛を選び共に逃避行を繰り広げる馬込光代を演じました。
極限の心理状態に置かれた男女を演じるにあたり、二人は現場で極限まで自身を追い込みました。李相日監督の徹底したリアリズム指導のもと、灯台の過酷なロケーションで繰り広げられた愛憎と絶望の演技は、観る者の胸を締め付けました。その結果、第34回日本アカデミー賞において妻夫木聡が「最優秀主演男優賞」、深津絵里が「最優秀主演女優賞」を同作品でダブル受賞するという快挙を成し遂げました。さらに深津絵里は、本作で第34回モントリオール世界映画祭「最優秀女優賞」に輝き、国際的な名声を獲得しています。
そしてその翌年、2011年公開の三谷幸喜監督作『ステキな金縛り』では一転して極上のコメディを披露します。深津絵里演じる失敗続きの弁護士・宝生エミが、落武者の幽霊を法廷証言に立たせようと奮闘する中、妻夫木聡は歴史マニアの風変わりな研究者として登場。シリアスな『悪人』からわずか1年で、全く異なるベクトルでのテンポの良い掛け合いを見せつけ、興行収入42.8億円という大ヒットに貢献しました。この振り幅の広さこそが、二人が単なる恋愛ドラマのコンビに留まらない証左です。