犬に柿を与えるのは安全か?獣医師が教えるリスクと健康の新常識

犬に柿を与えるのは安全か?獣医師が教えるリスクと健康の新常識について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

柿を与える上で最も回避しなければならない致命的なリスクが、種と皮の誤飲だ。小・中型犬が柿の種を丸呑みした場合、幽門部や小腸に詰まり、緊急手術を要する腸閉塞を発症する確率が跳ね上がる。毎年秋になると、消化管切開を余儀なくされる痛ましい事故が後を絶たない。

さらに獣医学の観点から警戒されるのが、未熟な柿や皮の周辺に多く含まれる可溶性タンニン(シブオール)だ。タンニンは胃酸と反応して不溶性の塊(胃石)を形成し、胃粘膜を刺激して激しい嘔吐や胃潰瘍を誘発する恐れがある。特に渋柿は絶対に与えてはならない。皮を完全に剥き、種を完全に取り除いた完熟の甘柿だけを細かく刻んで与えることが、事故を未然に防ぐ唯一の防壁だ。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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