木漏れ日の森が育む極上ミルク!森林ノ牧場が拓く循環酪農の最前線

木漏れ日の森が育む極上ミルク!森林ノ牧場が拓く循環酪農の最前線の特集記事をお届けします。最新トレンドが詰まっています。

牧場で暮らすのは、白黒模様のホルスタインではなく、愛らしい茶色の毛並みをしたジャージー牛たちだ。ホルスタインに比べて体が小さく、搾れる乳量も少ない。だが、その乳質は濃厚そのもの。乳脂肪分や無脂乳固形分が極めて高く、βカロテンを豊富に含むため、ほんのり淡い黄金色を帯びている。

森の中を自由に歩き回り、ストレスフリーな環境で自生する野草や木々の葉を食べた牛から絞るミルクは、季節ごとにその風味を劇的に変える。春先のみずみずしい新緑の時期には軽やかで青草の香りが抜け、秋から冬にかけては脂肪分が増してどこまでもリッチなコクを湛える。

機械的に均一化された大量生産の牛乳とは対照的な、季節の移ろいをそのまま封じじ込めたクラフト乳製品。一口含んだ瞬間に広がる芳醇な香りと、驚くほどキレの良い後味は、この放牧環境だからこそ生み出せる奇跡のバランスだ。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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