なんでだろうのギターコード徹底解説!初心者もすぐ弾ける簡単伴奏術

なんでだろうのギターコード徹底解説!初心者もすぐ弾ける簡単伴奏術の全貌を詳しく解説してご紹介します。

お笑い芸人のネタ曲という枠組みでありながら、20年以上色褪せることなく愛されている背景には、トモ(石澤智幸氏)の圧倒的な演奏クオリティと計算し尽くされた音響設計が存在します。テレビや営業ステージの生演奏を音響・演奏心理の視点から分析すると、単なるコード弾きとは一線を画す3つの現場的仕掛けが浮かび上がります。

第一に挙げられるのが、「打楽器としてのアコースティックギターの鳴らし方」です。トモさんの演奏をよく観察すると、コードをジャカジャカと流すように弾くのではなく、右手の手刀(掌の小指側)を弦に素早く打ち付けて「チャッ」というタイトなパーカッシブ音(ブラッシング)を2拍目・4拍目に明確に刻んでいます。このパーカッション効果があるからこそ、ベースやドラムが不在のステージ上でも、聴衆の身体が自然とリズムに乗る強烈なドライブ感が生まれます。

第二に、相方であるテツさんの強烈なフィジカルアクションと発声に完璧に追従する「ダイナミクス(音量の緩急)のコントロール」です。ネタのフリ(日常の些細な疑問を語る部分)ではコードのアルペジオや軽いストロークで音量を抑え、オチの「なんでだろう〜」で一気にフォルテシモ(最強音)へと解放する。この音圧の落差が、お笑いとしてのカタルシスを何倍にも増幅させています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest