足の小指を強打!骨折と打撲の見分け方と正しいテーピング固定術
足の小指を強打!骨折と打撲の見分け方と正しいテーピング固定術を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
タンスの角に小指を強打した直後、「激痛で動けないが、指は動くから骨折ではない」と思い込んでしまうケースが頻発しています。しかし、日本整形外科学会の専門医らも指摘するように、「指が動くかどうか」は骨折の有無を判断する基準にはなりません。足の指を動かす筋肉や腱は足首やふくらはぎから伸びているため、骨が折れていたりひびが入っていたりしても、腱が繋がっていれば指自体はある程度動いてしまうからです。
見分けるための決定的なポイントは、以下の3つの臨床的徴候にあります。
第一に、局所的な腫れと内出血の広がり方です。単なる打撲であれば腫れは受傷部位にとどまり、数日で引き始めます。しかし、骨折や骨膜損傷(ひび)を伴う場合、受傷から数時間のうちに小指全体が赤紫色から黒褐色に変色し、内出血が足の甲や薬指の付け根付近まで波及します。
第二に、限局性圧痛の有無です。指全体がぼんやり痛む打撲と異なり、骨折箇所を指先や綿棒の先などでピンポイントに軽く押すと、飛び上がるような鋭い激痛が走ります。
第三に、荷重時の痛みと歩行障害です。歩く際に小指側に体重を乗せられず、かかとやつま先の内側だけで歩くような状態が続く場合、骨にかかる荷重に骨組織が耐えられていない証拠です。単なる打撲であれば、強い痛みが走っても足を地面につけて直立すること自体は比較的早期に可能となります。