世界三大料理の真相|なぜトルコ料理?和食と伊料理が落選した歴史の謎
世界三大料理の真相|なぜトルコ料理?和食と伊料理が落選した歴史の謎の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
三大料理の議論から派生し、食通や研究者の間では長年「では、世界四大料理とするなら4番目はどこか?」という議論が白熱しています。インターネット上では感情的な自国びいきの論争になりがちですが、食文化史の文脈では明確な有力候補が存在します。
筆頭に挙げられるのは、やはりイタリア料理です。現代の世界的外食産業における市場規模や、パスタ・ピザを通じた地球規模の浸透度において、イタリア料理の右に出る存在はありません。「世界で最も愛されている大衆料理」という基準を導入するならば、4枠目の最右翼となります。
学術的・歴史的視点から極めて強力なのがインド料理とペルシャ料理(イラン料理)です。インド料理はアーユルヴェーダに根ざしたスパイスの体系化と、大英帝国を通じて世界中にカレー文化を定着させた功績があります。またペルシャ料理は、古代アケメネス朝・ササン朝ペルシャ時代から続く洗練された宮廷食であり、オスマン帝国やインドのムガル帝国宮廷料理の源流となった「オリエント食文化の真の祖」です。
さらに、古代マヤ・アステカの伝統を継ぎ、トマト、トウモロコシ、唐辛子、チョコレートを世界にもたらして地球の食卓を根底から変えたメキシコ料理(2010年ユネスコ無形文化遺産登録)も、食文化史上の貢献度において4番目の枠にふさわしい資格を十分に持っています。