No Matter Whatの意味と使い方|文末に置く理由やWhateverとの違い
No Matter Whatの意味と使い方|文末に置く理由やWhateverとの違いの全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
学校文法では「複合関係代名詞の書き換え」として、「no matter what = whatever」と教えられることが一般的です。試験の穴埋め問題では等価として処理されますが、現場の英会話でこの2つを混同すると、人間関係に予期せぬ摩擦を生むリスクを孕んでいます。両者の間には、決定的な感情の温度差が存在するためです。
文法上の構造においても決定的な違いがあります。「whatever」は「Take whatever you like(好きなものを何でも取っていいよ)」のように文の目的語(名詞節)になれますが、「no matter what」は純粋な副詞節・副詞句としてしか使えません。したがって、「Take no matter what you like」という英文は文法的に成立しません。
さらに重要なのは、若者言葉や映画で頻出するスラングとしての「Whatever.」の危険性です。相手の発言に対して相槌として「Whatever.」と返してしまうと、「あっそ、どうでもいいよ」「勝手に言っていれば」という極めて無礼な態度として受け取られます。対照的に、「no matter what」にはそうした投げやりなニュアンスは一切ありません。どのような文脈であっても、話者の真摯な姿勢が担保される安全な表現と言えます。