通勤経路図の書き方徹底解説!手書き略図・地図貼付と労災の落とし穴
通勤経路図の書き方徹底解説!手書き略図・地図貼付と労災の落とし穴の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
経路図を作成する際、多くの人が直面するのが「時間の早さを優先すべきか、運賃の安さを優先すべきか」という問題です。原則として、会社が求めるのは「最も経済的かつ合理的な経路」です。
実務における判断材料として、以下の比較観点を意識して記入欄を埋めるのが理想的です。
【通勤経路図記入例見本:電車通勤の場合】
・経路A(申請ルート):自宅 → 徒歩(10分)→ A駅 → JR山手線(15分)→ B駅 → 徒歩(5分)→ 勤務先
所要時間:30分 / 1ヶ月定期代:11,500円(最安かつ乗換なし)
・経路B(迂回ルート):自宅 → 徒歩(10分)→ A駅 → 私鉄(8分)→ C駅 → 地下鉄(10分)→ B駅 → 徒歩(5分)→ 勤務先
所要時間:33分 / 1ヶ月定期代:14,200円
このように、最短ルート最安ルート比較を行ったうえで、所要時間と費用のバランスが取れた経路を選択します。わずか数分早いだけで定期代が大幅に跳ね上がるようなルートは、会社から承認が下りないケースが目立ちます。
あわせて知っておきたいのが税制上のルールです。所得税法上、通勤手当非課税限度額は電車・バスなどの交通機関を利用する場合、1か月あたり最高15万円までと定められています。一方、マイカーや自転車を使用している社員に対しては、片道の通勤距離(2km以上から区分設定)に応じて非課税限度額が細かく決められており、距離の測定根拠としても提出された経路図が参照されます。