割り算の筆算は何年生?小4の壁を突破する教え方と克服の全手順

割り算の筆算は何年生?小4の壁を突破する教え方と克服の全手順について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご覧ください。

文部科学省の学力調査などでも度々浮き彫りになるのが、割り算がつまずく理由の多重構造です。足し算・引き算・掛け算の筆算はスムーズにクリアしてきた子供であっても、割り算の筆算で突然ペンが止まってしまう現象が多発します。そこには3つの大きなハードルが存在します。

1つ目は、「割る・かける・引く・おろす」という4工程の同時処理です。足し算や掛け算の筆算は下流(一の位)から上流に向かって同じ作業を繰り返しますが、割り算の筆算だけは上の位からスタートし、位ごとに異なる4つの計算を連続で実行しなければなりません。途中で引き算を間違えたり、数字を下に下ろし忘れたりするケアレスミスが連鎖しやすい仕組みになっています。

2つ目は、子供たちを最も苦しめる商の立て方のコツがつかめない点です。例えば「87÷23」を解く際、子供は「8の中に23は入らないから、87の中に23がいくつあるか」を頭の中で推測(見当づけ)しなければなりません。この「仮の答えを予測する」感覚は、これまでの算数にはなかった思考法であり、勘に頼ろうとする子供ほど混乱を深めます。

3つ目は、ノートのマス目を無視した桁ズレです。書く数字の位が1マスずれただけで、引くべき相手を見失い、計算全体が崩壊します。手先の器用さや空間把握の段階にある子供にとって、数字の配置を整頓し続けること自体が強い負荷となっている実態を見落としてはなりません。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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