美容師直伝!前髪のすき方と失敗しないセルフカット完全手順
美容師直伝!前髪のすき方と失敗しないセルフカット完全手順の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
抜け感のあるシースルーバングや自然にまとまる前髪を作るための、失敗しないステップ・バイ・ステップの手順を解説します。
ステップ1:ドライ状態で自然な生えグセをリセットする
前髪カットは必ず「完全に乾いた状態」で行います。まず前髪の根元を水で軽く濡らし、ドライヤーの風を左右から当てて生えグセをニュートラルに整えます。クシでまっすぐ下ろし、普段の分け目や毛流れを確認した上でスタートします。
ステップ2:黄金比の三角ベースと上下ブロッキング
黒目の外側と頭頂部を結ぶ小さな二等辺三角形のエリアを取ります。この三角ベースが前髪の基本ゾーンです。次に、その三角ベースの毛束を「上下2段(表面3割・内側7割)」に分け、表面の髪をダッカールで頭頂部に留めておきます。毛量を減らす作業は、この内側の髪を中心に行うのがプロの鉄則です。
ステップ3:毛束を中央・左右の3ブロックに分ける
内側の髪を「中央・左・右」の3等分に指で分け取ります。一度に幅広くハサミを入れるとムラができるため、幅1.5〜2cm程度の細い毛束ごとに作業を進めます。
ステップ4:すきバサミを斜め45度〜縦に入れて毛先1/3を間引く
中央の毛束を指で軽く挟み、床に対して平行ではなく自然に下ろした位置でキープします。すきバサミの刃を「毛流に対して斜め45度または縦方向」に向け、毛先から約1/3〜1/4の範囲にハサミを1〜2回だけ開閉して入れます。決して根元や中間から刃を入れないよう注意してください。
ステップ5:表面の髪を下ろして全体のバランスを微調整する
中央・左・右の内側の毛量を整えたら、ダッカールで留めていた表面の髪を下ろします。コームで全体を梳かし、透け感を確認します。表面の毛先に重さが残っている場合のみ、毛先の先端1cmにすきバサミを縦に入れ、ほんのわずかに馴染ませる程度で留めます。全体のバランスを鏡から1歩離れて確認し、完成です。