長調と短調の違いはなぜ生まれる?音階の仕組みと見分け方を徹底解説
長調と短調の違いはなぜ生まれる?音階の仕組みと見分け方を徹底解説について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
調性を形作っているのは、1オクターブの中に並ぶ7つの音のインターバル(音程間隔)です。長音階と短音階の仕組みを理解すると、曲全体の骨格がクリアに見えてきます。
長音階(メジャースケール)の音の並びは、すべての音が「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という規則正しいステップで構築されています。たとえばピアノの白鍵だけで「ド」から「ド」まで弾くハ長調とイ短調の比較で見てみましょう。ハ長調は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」となり、「ミ-ファ」と「シ-ド」の間が半音、その他が全音です。
一方、短音階の基本構造は「全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音」です。ハ長調と同じ白鍵を「ラ」から順に「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」と並べるとイ短調になります。使っている鍵盤はまったく同じでありながら、半音の位置が第2〜3音間と第5〜6音間にズレるだけで、全体の響きが劇的に陰を帯びる構造になっています。