【解剖学】内転と外転の違いは?一瞬で覚えるコツと鍛え方を徹底解説

【解剖学】内転と外転の違いは?一瞬で覚えるコツと鍛え方を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

内転・外転の概念は、手足の大関節だけにとどまりません。足部(足関節複合体)や喉にある声帯の動きにも深く関わっています。

足部における「内転・外転」は、足先を水平面上で内側または外側に向ける動きです。これに対し、足裏が内側を向く動きは「回後(内反要素)」、外側を向く動きは「回前(外反要素)」と呼ばれます。足関節捻挫などで多発するいわゆる「内反」は、底屈・内転・回後が複合した立体的な三次元運動であり、純粋な内転単体とは厳密に区別されます。

さらに耳鼻咽喉科やリハビリ領域で重要なのが声帯の内転・外転運動です。息を吸うときに声門を開くのが「声帯の外転(後輪状披裂筋が担当)」、声を出す(発声する)ために声門を閉じるのが「声帯の内転(側輪状披裂筋や披裂筋が担当)」です。反回神経麻痺によってこの開閉バランスが崩れると、嗄声(かすれ声)や誤嚥リスクが生じます。

このように多角的な理解が求められるため、理学療法士・作業療法士の国家試験においても、代償動作の評価やMMT(徒手筋力検査法)と連動した頻出分野として位置づけられています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest