ハマコーの破天荒伝説と息子・浜田靖一への血脈|真相を総力解剖
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毀誉褒貶の激しさは、政治資金と私生活をめぐるスキャンダルの規模にも表れています。最も世間を震撼させたのが、1980年に発覚した「米ラスベガスでの巨額賭博事件」です。カジノで背負った負債額は約4億6000万円(当時レートで約150万ドル)に達し、その返済資金にロッキード事件絡みの政界工作資金が流用されたのではないかとの疑惑が浮上。世論の猛反発を受け、議員辞職へと追い込まれました。
さらに1988年、衆議院予算委員長という要職にありながら、国会審議中に日本共産党の宮本顕治元議長を指して「昭和8年にスパイ査問事件で人を殺した宮本顕治」と発言。議事録から削除される前代未聞の騒動となり、野党の猛抗議を受けて委員長辞任を余儀なくされました。自らの政治生命を危険に晒してでも敵陣に爆弾を投げ込む捨て身のスタイルは、味方にとっても制御不能な劇薬だったのです。
政界を引退した遥か後の2010年8月には、親族が経営する企業の借入金返済をめぐる背任容疑で千葉県警に逮捕されるという衝撃的な晩年を迎えます。高齢と健康状態を考慮され後に起訴猶予となったものの、最後まで法と秩序の境界線を踏み越え続けた生き様は、無頼派政治家の影の側面を浮き彫りにしました。