蜂に刺されたのに針がない理由と危険性|命を守る応急処置と受診目安

蜂に刺されたのに針がない理由と危険性|命を守る応急処置と受診目安の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

厚生労働省の人口動態統計によると、日本国内において蜂刺されによる死亡者数は毎年10人から20人前後で推移しています。その死因のほとんどは毒そのものの毒性ではなく、アレルギー反応によるアナフィラキシーショックです。蜂の種類ごとの生態と受けるダメージの経過を整理したデータが以下となります。

項目スズメバチ類アシナガバチ類ミツバチ類針の残存残らない(滑らかな針)残らない(滑らかな針)残る(返しがあり内臓ごと離断)毒量・攻撃性非常に多い/極めて獰猛中等量/刺激すると攻撃少量/巣を守る防衛行動のみ腫れのピーク刺傷後24〜48時間(翌日〜2日後)刺傷後24〜72時間(翌日〜3日後)刺傷後24時間前後複数回刺傷リスク同一蜂・集団ともに極めて高い同一蜂による複数刺傷あり一匹につき1回のみ(刺傷後死亡)編集部の見解・評価針がない状況の最重要警戒対象。毒液量が多く組織壊死リスクも。住宅街で最多。スズメバチと毒成分が酷似しアレルギー交差反応に注意。針が残るためピンセット等で毒嚢をつぶさず横から払う処置が必須。

蜂刺されの腫れのピークは何日後かという疑問に対し、多くの医療機関は「24時間から48時間後」と回答します。刺された直後は患部周辺の赤みと鋭い疼痛が主症状ですが、ヒスタミンやセロトニンなどの発痛・炎症物質、さらには生体アミンによる免疫反応によって、翌日から翌々日にかけて大きく硬く腫れ上がることが特徴です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest